一条工務店ismart-IIでさらぽか生活日記

一条工務店のismart-IIで家を建てています。快適な生活に向けて考えた事や日々を記録します。

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〜家探し〜 土地探し

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最近一気に温度・湿度が上がりましたね。
我が家はGW前に無事引き渡しが完了したため、この「stay home」連休は新しい土地・新居での生活に慣れるという意味でちょうど良かったのかなと思っています。
最近の悩みは「床冷房っていつ付けるの?」です。
サーキュレーターを付けて凌いでいますが、正直最近家の中も暑いですからね。
外気温がそこまで高くない状況ではデシカントもあまり除湿で動かないようで湿度は高め「60%前後」です。



さて、本題です。

一条工務店では本契約前に土地が決まっている必要があります。
土地を持っていない私達の家造りは土地探しから始まりました。

ハウスメーカーと不動産屋の関係


一条工務店と仮契約する前、積水ハウスミサワホームでも土地探しをしていました。
土地探しについてはどこのハウスメーカーも営業さんが懇意にしている不動産屋を紹介されて一緒に土地を周る形式です。
メーカーによる違いはほとんど無かったです。

あえて言うならミサワホームの営業さんは毎回土地探しに参加してくださり、いろいろとアドバイスをして下さりました。
「家は土地とセットで決まる」というのが口癖で、土地によって建てられる家も最適な間取りも変わるため、
住みたい家のイメージに沿って土地探しから家の設計を意識する必要があるという意見でとても参考になりました。

因みに積水ハウス一条工務店の営業さんは土地周りに同行しなかったです。
積水ハウスの営業さんは土地は管轄外というスタンス、一条工務店の営業さんは忙しくて来れなかったです(やり手なので仕方ないですね)。
一条工務店の営業さんはその代わり不動産屋として元一条工務店社員だった方を紹介いただき家の設計や希望する間取りを意識した土地探しができました。

我が家の要望事項

土地そのものに関して

  • 大きな幹線道路から離れている

私が一人暮らしの時に住んでいたマンションが産業道路と国道に挟まれた地区だったのですが、排気ガスでベランダがすぐにドロドロになるわ、換気扇の下の床が黒くなるわで大変でした。
今の家は空調がしっかりしているとは言え、やはり住む環境の空気は気になります。
また、大きな幹線道路は騒音振動がセットで付いてきますので、ここは妥協したくないポイントです。

  • 線路から離れている

幹線道路以上に騒音振動が心配なポイントです。
以前住んでいたマンションが駅から道路を挟んで向かいで比較的新しいマンションで振動や電車の音はそこまで気にならなかったのですが、
選挙のタイミングになると早朝6時くらいから駅からこちらに向かってメガホンによる候補者の演説が始まり最悪でした。
その時は換気口から思いっきり声が聞こえてきたのでもし街頭演説が行われるような場所で家を建てる場合は通気口やエアコンの穴の位置を意識した方が良いかもしれません。
また、これは一条工務店の営業さんから聞いた話ですが、線路のそばは鉄粉が飛んでくるので鉄製品(車等)が錆びやすいようです。

やはり以前住んでいた場所が畜産農家のそば(といっても山一つ離れている)だったのですが、雨の前等湿度が上がっている日は風向きによって生生しいにおいがしたものです。
※プロフィール記事にもある通り私は今まで転勤で何度も引っ越ししています。
牛のにおいは想像通りだと思いますが、鳥もなかなか臭いので、においを気にする方は気を付けるべきかなと思います。
因みに鳥については肥料にするために糞を焼くらしく生生しいにおいではないのですが、独特の強烈なにおいがします。
においはいつもするわけではないので、土地見学では分からない点がやっかいですね。マップでも調べておくと良いと思います。

  • 通勤時間と妻の実家までの時間

共に公共交通機関を使って1時間以内で設定しました。
今はコロナの影響で在宅勤務ですが、やはり通勤時間は無駄ですし体力を消耗しますからね。
また、特に子供が居る身では妻の実家までの距離も重要なポイントかなと思います。
この辺はgoogleやyahoo等で徒歩バス含めて検索できますね。

  • 駅やバス停までの距離

最寄りが電車の駅の場合は徒歩で20分以内、バス停なら10分以内としました。
当然駅近は高いわけで、予算との兼ね合いになりますね。
とは言え、交通機関から遠いと雨の日などは大変です。

  • 治安の良さ

先ほど書いた一人暮らしの時のマンション付近がとても治安の悪い地区で、夜道を信号付きの横断歩道を渡ろうとしたら猛スピードで車が通過し、そのあとをパトカーがやはり猛スピードで追っていきました。
その時は「まさかリアルでカーチェイスを見ることになるとは!」と思いましたが、今思うととても危なかったです。
その地区では殺人事件や強盗も頻発していましたし、夜は不良の子供がたむろしていたりして治安だけじゃなくて教育にも悪いなと感じました。
治安についてはだいたいこの地区は悪いという噂のほかに、ネットで調べると過去の事件や事案についてマップで見ることができます。
https://www.bouhan-nippon.jp/knowledge/hanzai_map.html

  • 宗教施設のそばでない

単純に個人的に宗教施設のそばがいやというだけです。
集会とかで人が集まったり音とかが聞こえてきたりしたら嫌だなと思っています。
一か所とても良い土地があったのですが1本道を挟んだ裏手に大きな宗教施設があったので諦めました。

  • 災害に会いにくい

せっかく家を建てるのだから終の棲家のつもりで何十年も住むつもりです。
近い内に大地震があるという噂もありますし、地震に耐えられるような土地が良いですよね。
海の傍だと津波、川の傍で標高が低いと水害、崖の上下だと土砂崩れ、等ですね。
上記みたいな分かりやすいポイントの他にハザードマップ活断層についても調べました。
disaportal.gsi.go.jp
www.gsi.go.jp

  • 公園や幼稚園、小学校までの距離

子供が遊ぶ場所として公園が近くにある必要があると思っています。
また、幼稚園は徒歩で行ける範囲であった方が何かと便利だとおもいました。
さらに我が家は少なくとも小学校は公立を考えているので学区の小学校に徒歩で通う上で距離があり過ぎない方が治安の面でも良いと思っています。

  • 虫の少ない場所

妻が虫嫌いです。外構でシンボルツリーを植えるのすら反対されました(植えますが)。
周った土地で裏手が自然公園になっている場所があったのですが、即却下でした。
自然公園から巨大な木が土地の上空に侵入していたので私も嫌でしたが。
虫は少ないに越したことはないですね!(私は植物は好きです)

  • 予算

当たり前ですけど、お金は大事ですね。
とにかく良い土地は高いケースが多く、安い土地は何かしら罠が仕掛けられています(罠のつもりではないでしょうが)。
遭遇したケースとしては、建物付きですがその建物が傾いている(地盤改良必須)とか、もともと一つの土地を分けたので水道管が無い(水道管工事必須)とかです。
土地に予算をかけすぎると建物が厳しくなってくる、この辺も含めてトータルで考えていく必要がありますね。

建物に関して

  • 明るく開放的なLDK

以前住んでいたマンションが台地の上にあり、ベランダからの景色が最高でした。
一軒家で同等の眺望を得るには崖上ということになり、災害のリスクと擁壁工事のコストがあるので難しいのですが、なるべく明るく開放的な家になるように土地探し家設計をしています。
土地探しではリビングに日の光が入るかどうかを意識しました。単純な日光と影だけでなく土地の乾燥具合や草の生え方も参考になると思います。
過去に建売を見ていて2階リビングにすることでかなり開放的になることは分かっていましたが、我が家では買い物導線を重視して1階LDKを希望しました。
よってちょっと広めの土地にする必要が出て駅近でなく郊外からのバス通勤が答えになりました。

  • 日の当たる土地

上と同じといえば同じですが、私が多肉植物を育てている関係でなるべく日が当たる土地が良いと思いました。
本当はサボテンを地植えしてシンボルツリーにしたいくらいですが、サボテンは冬の地面の凍結(霜柱)で根っこをやられるので地植えはしませんがこれから増やしていきたいと密かに願っています。


このような感じで土地だけでなく建物を考慮するとだいたいターゲットになる土地は決まってくるのかなと思います。
実際一条工務店提携の不動産屋は一発で条件の合う土地を見つけてきてくれ、我が家はスムーズに契約に進みました。

不動産屋と土地を周る際の注意点

本命は最後

土地見学では複数の候補を挙げて見に行くことになると思いますが、とにかくどの不動産屋も本命は最後の1~2件です。
ぶっちゃけ最初や途中の土地は最後の土地をアゲるための前座なんじゃないかと思います。
途中の土地はここはいいけどここがダメという感じですが、最後に一番マシな土地を見せることですごく良い土地に見えるように仕向けてきます。
また、不動産屋によっては大量に土地を見せて疲れさせて判断力を弱らせているのではとすら思う相手も居るので要注意です。
なるべく周る前に書類上であきらかにNGな土地はふるい落として最小限の土地を見た方が時間を無駄にせず正常な判断ができると思いますのでおススメです。

良い土地は常に必ずある

土地を周っている時は条件の合う土地は滅多に無いから少し妥協があっても落第点の土地なら契約すべきみたいな考えに陥りがちですが、思っている以上に土地は流通しています。
意識して自分の家の傍の土地を観察してみてください。常に売りに出ている土地や空き家になっている土地、最近売れて新築が立ち始めている土地が1~2件はあるはずです。
同じ地域ですら数件土地が出ているのですから、土地ってとてもたくさん流通しているのです。
なので焦らずに土地を探しましょう。不動産屋は煽ってきますが負けないように。
ミサワホームの営業さんは「最初に土地を見たときにピンとこなかったらこの土地じゃないってことですよ」って言っていました。その心を忘れずに。

どんな家が建てられる聞いてみる

ただ漠然と土地を眺めていてもイメージが湧かないですよね。
そんな時は不動産屋にどんな家が建てられるか聞いてみるのも手だと思います。
玄関、駐車場、庭はどこになるとか、ガスなのかプロパンなのかオール電化なのか等、話をすると自分の理想とする家が建つのかどうかなんとなくイメージができるかと思います。
また、思ってもみなかった出費(擁壁とか解体とかユーティリティ工事とか)の可能性が分かったりします。

周囲の様子を観察する

周りに立っている家の新旧度合いで入れ替わりがあるような土地なのか分かるでしょうし、実は数年後に全く別の風景になる可能性のある場所ということもあります。
私が見た土地であったのは、向いの山に穴が掘られていて谷にいくつか柱があったので不動産屋に聞いてみたら、実はこれから高速道路ができる話がありますということがありました。
今は静かで景色も良いですが、高速道路ができたら音振動の問題はありますし、上にできる訳ですから景色だけでなく日当たりも大幅に悪化します。危なかった!

結論

なんだか脱線してこれから土地を探す人へのアドバイス記事みたいになりましたが、我が家は結局一条工務店提携不動産屋と一緒に回ったその日に良い土地を見つけてしまいました。
流石やり手の営業さんの知り合いの不動産屋はやり手だと思いましたが、この土地は今でもお気に入りです。
ハウスメーカー(営業さん)とつながりのある不動産のメリットは価格交渉や各種調整や手続きが営業さんを通してスムーズに進められる点です。
また、よく言われる仲介手数料については正直よく分からなかったです。割高感は無かったですし、価格交渉でもかなり高額の割引で合意できたためとても満足しています。



次回から間取りについて書いていこうと思います。
実際に家に引っ越してきているため、DIY等のネタも書いていこうと思っています。



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